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修復暦の有無

事故などを起こして修理をした経歴のある車を事故車という言い方をします。
実は事故車かどうかを判別するのはとてもむずかしいのです。
なぜなら修理してある場合、外観からはまったくわからないからです。

どのような状態が事故車となるかというと、 事故を起こした時にフレームが損傷してはじめて事故車となるのです。

このフレームと呼ばれる部分は交換することができません。
ではどうやって元も戻すか、それは、押されて曲がったフレームは引っ張って戻すのです。
しかしいくら引っ張ってまっすぐにしても一度折れ曲がったところは折れ目が付いたままになり、強度が落ちます。

そのため同じように事故にあった場合、その部分から折れてしまったり、本来のドライバーの安全性が損なわれることがあるのです。
現在の車は車体が事故にあった場合、キレイにつぶれるようになっており、衝撃を吸収してドライバーを守っています。
逆に言えば、フレームに達していない傷、凹みがいくつあろうとも事故車ではないのです。
もちろん傷、凹みの分だけ査定はマイナスにはなってしまいます。

事故車になると小さい車では10万から、大きい車では30万円程の減額になる場合があります。 できるだけ事故を起こさないようにしましょう。


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